能登半島地震被災者、高齢者施設からの移送が進行中
2024年1月16日
・ 厚生労働省は、能登半島地震で被災した特別養護老人ホームなど17施設の入所者約800人について、石川県内外の他の施設に移送する予定であり、15日時点で約600人の移送が完了した。
・ 搬送は2日から実施され、入所者のうち約8割が石川県内に、残り約2割が富山、福井、愛知各県に移送された。厚労省は、石川県外への移送について「県内の医療施設が逼迫しているため」と説明している。
・ 同県内の輪島市や珠洲市の施設でも移送が検討されており、今後の避難者増加に備えて入所者や施設の意向を逐一確認している。
・ 石川県内の障害者施設でも、2施設の14人が同県内の宿泊施設に避難し、別の2施設の17人も避難予定となっている。
・ 県内では16日午後3時時点で77の高齢者施設と28の障害者施設で断水が続いており、厚労省は、復旧が長期化する見込みとして、「要介護者の避難所からの広域的な受け入れを進める」との方針を述べた。
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