2024年2月28日
・札幌市厚別区の高齢者やその家族に向けて、タブレットやスマートフォンを使って生活の便利さや楽しさを提供する事業が28日から始まった。厚別区は市内で高齢化率が高い地域で、デジタル技術を活かした新しいまちづくりに挑戦する「新・さっぽろモデル」事業の一環だ。
・事業の開始にあたり、地域の代表者に専用タブレット150台が手渡された。このタブレットやスマートフォンを通じて、買い物やイベント情報などの生活に関するサービスが利用できるようになる。地域のコミュニティーの活性化や課題の解決にも役立てることが期待される。
・さらに、オンラインで健康状態をチェックしたり、利用者のデータに基づいて健康対策を提案したりするサービスも計画されている。専用タブレットは無料で貸し出されるが、利用には住民向けの説明会への参加が必要だ。
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