・宮崎県都城市は、地域密着型通所介護などを運営する事業者「穂香」(菖蒲原町)が介護給付費や介護報酬を不正に請求していたとして、27日付で事業者指定を取り消した。
・不正請求額は355万円に上り、加算金を含め490万円の返還を求める方針となっている。
・対象事業所は「民家デイサービスななかまど」(山田町)で、2023年から2024年にかけて人員配置基準を満たさないまま減算措置を行わず、さらに複数のサービスで基準を満たさないのに加算を請求していた。
・勤務実績のない職員を勤務表に記載するなど虚偽の書類を作成し、市の監査に対しても虚偽の答弁をしていたことが確認された。
・同施設の利用者は17人で、市は9月16日までに他事業所への引き継ぎを完了し、その報告を行うよう指示している。