厚生労働省は、第38回介護福祉士国家試験から初めて導入した「パート合格制度」の結果を公表した。
3つのパートのうち、介護の知識・技術を具体的な支援場面に当てはめて問うCパートが、6,181人と最も多くの合格者を出した。
続いて、介護の理念・制度や基本的な技術を扱うAパートが3,935人、身体構造・機能や疾患の理解を問うBパートが1,509人となっている。
なお、複数パートを同時に合格した受験者がいるため、人数は重複を含む。
この新制度により、受験者はすべての科目で基準を満たせなくても、合格したパートについては翌々年度まで再受験の必要がない。
一度で全科目に合格しなければならない従来方式の負担が軽減され、学習継続の意欲向上につながることが期待されている。
介護福祉士試験の受験者の多くは、仕事と勉強を両立しながら資格取得を目指している。
深刻な介護人材不足の中、受験しやすい環境づくりが求められており、パート合格制度はその対応策として位置づけられている。






