・千葉県成田市の介護医療院「千年希望の杜 成田」で、医師不在の中、看護師が独断で薬を処方していた疑いが浮上した。
・複数の元職員証言や音声データにより、看護師が薬の処方箋を作成し、入所者に薬を投与していた実態が明らかになった。
・この看護師は点滴などの医療行為を指示していたとされ、保健師助産師看護師法違反の可能性が指摘されている。
・施設では昨年12月から今年2月まで施設長の医師が入院で不在だったが、県への届け出を行わずに通常の介護報酬を受け取り続けていた。
・運営法人「恵洋会」は看護師による処方を否定しつつ、医師の不在を報告しなかったことについて「行政への連絡を失念した」と説明している。
・現在、千葉県が内部告発を受けて調査を進めており、不正請求の有無や法令違反の可能性が焦点となっている。