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2019/01/15 火曜日 | 臨床・試験,調剤業務

薬剤師主導で、BZ、抗精神病薬の漫然投与を回避。 きっかけは漫然投与の懸念から依存性のある薬の見直しへ

薬剤師が主導となり、指示薬を見直すことになったきっかけについて、「当院では、夜間・休日は医師1人しかいないため、看護師が患者の不眠・不穏に対応している。医師の指示のもと、不眠に対し、ベンゾジアゼピン系(以下、BZ)睡眠薬を、不穏に対し抗精神病薬を投与しますが、その後漫然投与となってしまうことに懸念を感じていました。BZや抗精神病薬には依存性があり、なかなか中止できなくなります。そこで、病棟薬剤師主導により、不眠時・不穏時の指示薬の見直しを行いました。」と。

出典:茨城県薬剤師会学術大会(2018年11月18日開催)に、薬剤師の井口知美氏(鹿島労災病院)による口頭発表。

【文責】登坂紀一朗(薬剤師)

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