・山形大学は、附属病院で保管していたホルマリン液が誤って廃棄されたことを公表した。発覚当初は紛失とみられていたが、調査の結果、職員の誤廃棄によるものと判明した。
・8月21日、光学医療診療部で看護師が在庫数と管理簿の記録に食い違いを発見。10%中性緩衝ホルマリン液7ml入り1本が見つからず、関係部署を捜索しても確認できなかった。
・22日には警察署へ通報し、保健所にも報告。その後の聞き取り調査で、職員が誤って廃棄していた事実が明らかになった。
・大学は、環境などへの影響は確認されていないとし、関係者に謝罪。毒劇物や化学物質の管理体制を改め、再発防止に取り組む方針を示した。