・日本保険薬局協会が2040年を見据えた行動指針「薬局・薬剤師ビジョン2040」(リンク先pdf) を公表し、DXによる安全・安心の支援と専門性に基づく対人支援を両軸とする薬局の将来像を示した。
・ビジョンは現状課題の分析を踏まえ、「基盤の強化」「機能の高度化」「役割の深化と分化」を三本柱として、会員薬局の共通認識と対外的な決意表明を目的に掲げる。
・現状認識では2015年策定の旧ビジョンから変革の速度が不十分と評価し、薬局には医薬品供給インフラの維持と対人業務充実という二大任務を同時に果たす必要があると位置づけている。
・基盤強化では医療DX、AI・ロボティクス導入や情報基盤の高度化で定型業務を効率化し、災害・供給障害・サイバーリスクに耐える事業継続性を確保する方針を示す。
・機能高度化では対物業務の効率化を進めることで対人業務に資源を振り向け、AIと役割分担しながら高度な薬物療法支援と立地に依存しない質の高いアウトカム提供を目指す。
・薬局サービスの評価軸は立地や処方箋集中度といった外形基準から機能の質と成果を正当に評価する体系へ移行すべきだと提言している。
・役割の深化・分化では薬局を地域医療・介護のハブであり「ファーストアクセス」の場と位置づける一方で、すべての機能を単一薬局で担うのは非現実的とし、薬局間の機能分化と連携による補完体制の構築を促す。
・協会は現場を知る団体として国に建設的提言を行う姿勢を強調し、制度設計では薬局機能評価を重視することや過度な細則による介入を避けることを求める考えを示した。
・最終的な目標は2040年に全国どこでも安全・安心な医療が受けられ、患者が主体的に選べる社会を実現することであり、「薬局があってよかった」と感じられる社会インフラ化を目指す。
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