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2026/04/06 月曜日 | 情報

働き盛りを襲う若年性認知症 見逃されやすい初期症状と早期受診の重要性

働き盛りを襲う若年性認知症 見逃されやすい初期症状と早期受診の重要性

2026/4/6

・原因不明の体調不良に苦しみ続けた末、2019年に41歳で若年性認知症と診断された女性がいる。発症の兆候に気づいてから診断まで約3年を要した。

・当時は携帯電話販売会社で営業職として働きながら、3人の子どもを育てるシングルマザーだった。新機種の名前を覚えられなくなり、同じ食材を重複して買うなどの変化が現れた。疲労が原因と思っていたがミスは続き、受診しても異常なしとされ、抗うつ薬を処方されたが改善しなかった。

・転機は、息子がテレビドラマの内容と症状の類似に気づいたことだった。専門医を受診した結果、認知症と判明し、本人も予想外の診断に驚きを隠せなかった。

・診断後まもなく退職し、不安から動けない日々もあったが、周囲の支えで立ち直った。現在はデイサービスを運営し、同じ境遇の人を支える立場となっている。

・若年性認知症は65歳未満で発症する認知症で、脳の神経細胞の障害により記憶力や判断力が低下し、生活に支障が出る。原因はアルツハイマー病など複数あり、問診や認知機能検査、MRIなどを用いて診断される。

・調査では国内の患者数は約3万5700人と推計され、高齢者の認知症に比べ少数だが、就労世代であるため失職や生活困窮といった問題が起こりやすい。

・初期症状として多いのは物忘れ、仕事や家事でのミス、怒りっぽさなどだが、ストレスと誤認され受診が遅れるケースも多い。うつ病と診断され、適切な治療に至らない例もある。

・根治療法は確立されていないものの、進行を遅らせる新薬の登場により、早期発見の重要性は一層高まっている。

・専門医は、働き盛りでも発症する病気であることを踏まえ、異変を感じた場合は早めに専門機関を受診するよう呼びかけている。

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