・奈良市は4月22日、市立奈良病院で外部からのサイバー攻撃が疑われる異常通信を確認したと公表した。電子カルテ停止の影響で外来診療を制限し、救急受け入れも全面停止となっている。
・異常は4月21日深夜にネットワーク監視装置が検知したもの。被害拡大を防ぐため、電子カルテ関連サーバーをネットワークから切り離し、原因調査を進めている。
・外来は緊急性の高い継続診療を除き原則停止となり、救急対応も中断。近隣医療機関や消防と連携して対応している。電子カルテが使えないため、処方や処置は手書きで行い、確認体制を強化している。現時点で健康被害や重大事故は確認されていない。
・侵入経路は特定のネットワーク機器を経由した可能性が高いとみられるが、詳細は未解明。警察や関連業者と協力しログ解析を進めている。安全が確認され次第復旧を進める方針で、全面復旧の時期は未定。診療再開後は患者にお薬手帳の持参を呼びかけている。