・東京都赤十字血液センターが集めた献血39人分が、運搬時の不適切な管理により品質保証ができず廃棄されたことが判明した。
・血液は16日、大田区のJR大森駅前で採取され、施設へ搬送される予定だったが、担当業者が駐車場所を失念し、車を探し回ったため大幅に遅延した。
・検査後に血液製剤として活用される予定だったが、安全性に疑問が残るとして使用を断念した。
・今年5月にも同センターで冷凍庫の電源が落ち、新鮮凍結血漿約1万3700本が輸血に使えなくなる事態が発生していた。
・厚労省は再発防止策を強く求めており、日赤に原因の究明と管理体制の徹底を指示している。