・県立総合療育センターで発生した入所者の転落死亡事故について、県が検証結果を公表した。事故は昨年3月、当時14歳の入所者がストレッチャーから落下し骨折後に死亡したものだ。原因として、安全確保の不徹底や介助方法の共有不足が指摘された。
・報告書では12項目にわたる検証と再発防止策が示された。入浴用から移動用ストレッチャーへ移す際、安全装置であるストッパーを解除したまま作業していたほか、看護職員の立ち位置や配置にも問題があったとされた。
・さらに、入所者ごとの適切な介助方法が職員間で十分に共有されておらず、病棟運営の効率化と情報共有の強化が必要とされた。加えて、体調悪化時の観察体制が万全であれば、より早い段階で医療機関へ搬送できた可能性も指摘された。
・県は15日に遺族へ説明を行い、事故に関する賠償責任を認めた。現在は和解に向けた協議が進められている。







