・三重県鈴鹿市は10日、市内の医療機関で肺がん検診の検診票52人分が紛失したと発表した。検診票には氏名や住所、電話番号に加え、検診結果も記載されていた。
・紛失したのは令和7年7月に実施された分で、市に提出するはずの書類だった。受診者には謝罪済みで、現時点では二次被害は確認されていない。
・肺がん検診は40歳以上を対象に市が医師会へ委託して実施しており、検診票は本人用、医療機関控え、市提出用の3部構成。そのうち市提出用が紛失した。
・市が8月29日に未提出を確認した際、医療機関側は提出済みと認識していたことから発覚した。原因は引き続き調査中。
・鈴鹿市は再発防止のため、検診を担当するすべての医療機関に個人情報管理の徹底を求めている。