・青森県八戸市の「みちのく記念病院」を運営する医療法人が、患者を診察しないまま死亡診断書を作成した疑いで書類送検された86歳の男性医師について、200人以上の患者の死亡診断を行っていたと明らかにした。
・病院側によると、認知症の疑いがあるこの医師は職員に病棟へ連れて行かれ、患者に形式的に聴診器を当てるだけの対応をしていたとの証言がある。理事長は、医師の確保を十分に行わず高齢医師を低い条件で雇用した結果、問題が生じたとの認識を示した。
・この病院では過去にも、認知症だった別の高齢医師の名義を使って虚偽の死亡診断書を作成し、院内で起きた患者間の殺人事件を隠したとして、元院長に有罪判決が確定している。警察は複数の医師による不適切な死亡診断が常態化していた可能性があるとみて調べている。
・今回書類送検された医師は2023年8月から2025年2月頃まで勤務していたとされる。診察を行わずに死亡診断書を作成した疑いで医師法違反の容疑が持たれているが、本人は診察を行ったと主張し容疑を否認している。問題は昨年5月に県が警察へ告発していた。





