診療報酬不正で8施設が指定取消、返還請求総額は約46億円に
- 2025.1.29 (水)
- ・厚生労働省は2023年度に診療報酬の不正請求などで、健康保険法に基づく指定を取り消した医療機関が8施設だったと発表した。これは前年度より2施設多い。
・不正請求により指定取消相当とされた施設は他に13施設あったが、いずれも処分前に廃業していた。
・保険医登録が取り消された医師は5人、歯科医師は8人で、合計13人となった。
・指導や監査で確認された不正請求に対し、返還を求めた総額は約46億2千万円に上った。これは前年度比で約26億5千万円増加している。
・指定取消となった主な施設には、神奈川県の長津田厚生総合病院や岩手県の松本歯科医院などが含まれる。