・AIベンチャーのライフプロンプトの分析により、ChatGPTに今年の東京大学と京都大学の入試問題を解かせた結果、合格者の最高得点を上回る成績となり、いわゆる「首席レベル」に達したことが明らかになった。東大理科三類の最高点より約50点高い結果となった。
・使用されたのはOpenAIの推論モデル「ChatGPT-5.2シンキング」で、東大・京大の二次試験(前期日程)を画像入力で解答させた。記述式答案は河合塾の講師が採点し、共通テストの結果も合算して評価した。
・東大入試では、550点満点中、文系で452点、理系で503点を記録した。これは公表されている合格最高点(文系434点、理系453点)をいずれも上回る水準となった。
・科目別では難易度の高い数学で満点を獲得し、英語も9割に達した。一方、世界史など論述中心の科目は苦戦し、得点は約25%にとどまった。
・京大でも高得点を記録し、法学部では771点で最高点734点を上回り、医学部医学科でも1176点で最高点1098点を超えた。
・同社は2024年に旧モデルであるChatGPT-4を用いた際には東大不合格だったが、2025年にはモデル「o1」で初めて合格最低点を突破し、今回ついにトップ水準へと到達した。
・同社代表の遠藤聡志は、AIの能力向上は十分に示されたとし、急速な進化を踏まえ企業は将来の業務変化を見据えた導入判断が求められると指摘している。