・オランダ船籍のクルーズ船でハンタウイルスの集団感染が疑われている問題で、日本外務省は11日、日本人乗客1人がスペイン領カナリア諸島から航空機で英国に到着したと明らかにした。現在のところ健康状態に異常は確認されていない。
・外務省によると、この日本人は英国で最大45日間の健康観察を受ける予定となっている。乗客は単独で乗船しており、その後は日本へ帰国する見通しだという。
・木原稔官房長官は11日の記者会見で、船内などで感染防止措置が講じられていたと説明し、日本国内に直ちに深刻な影響が及ぶ状況ではないとの認識を示した。また、海外渡航時には野生動物との不用意な接触を避け、政府の発信情報を確認しながら冷静に行動するよう呼びかけた。
・問題のクルーズ船は4月1日に南米アルゼンチンを出航していた。乗客百数十人のうち、オランダ人夫妻とドイツ人女性の計3人が死亡していることが確認されている。