・東京女子医科大学は、不公正な推薦入試への関与により大学に損害を与えたとして、元理事長の岩本絹子被告ら5人に対し、総額約10億円の賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に提起したと発表した。
・第三者委員会の調査では、推薦入試の一部で同窓会組織が受験生の親族から寄付を受け取っていた問題が明らかになった。この不正により、大学側は運営上の信頼を損ない、財政面にも影響が及んだとされる。
・大学は、関係者が職務上の責任を果たさなかった結果、2024年度と2025年度の私学助成金が全額支給されなかったなど、重大な損害が生じたと主張している。
・岩本被告は、新校舎建設に関わる報酬支払いを巡って大学に損害を与えたとして背任罪で起訴されており、大学はすでにこの件でも約2億5000万円の賠償を求めて提訴している。